【要注意】株初心者が手を出すと危険な銘柄について

銘柄別情報

注意が必要な銘柄まとめ

株初心者が取り扱うには難しい銘柄の状態を挙げました。

このような状態にある銘柄に「お得に見える」「SNSで話題になっていて人気がありそう」等、あいまいな理由で手を出すのはやめましょう。

株価下落中

株価が大きく下落している、または下落中の銘柄を購入するのはやめましょう。

いわゆる「下降トレンド銘柄」というものです。

投資の世界には ”落ちてくるナイフはつかむな” という格言がある通り、このような株を購入すると、大きく損をする可能性があります。

株価が下落している銘柄を購入したい場合、下落が落ち着いて株価の上昇を見てから購入するようにしましょう。

思惑買い銘柄

良い発表などで、実績が伴わず株価が上がる銘柄です。

つまり期待・思惑だけで買われている銘柄という事ですね。

具体的には、バイオ関連とゲーム関連銘柄が主に挙げられます。

バイオ関連だとワクチン開発に着手したり、ゲーム関連だと人気作品とのコラボゲーム開発が発表されたりなどした時に、株価が上がりますが、着手段階の期待だけで上がるため、その後、実績が伴わない可能性も高いです。

このような銘柄は期待だけで株価が上がっているため、いいニュース、悪いニュースで株価の乱高下が激しくなります。

また、業績が伴っていないため、高値でつかんでしまうと取り返しがつかない(一生上がってこない)事もよくあるため、初心者は絶対に手を出してはいけません。

ストップ高・ストップ安

株取引では、1日の値動きの上限と下限が設定されています。上限を『ストップ高』、下限を『ストップ安』といい、このような状態になった銘柄を、「大きく下がっているからこの後は上がるだろう」とか、「評判がよく人気があるみたいだから更に上がるだろう」等、あいまいな理由で購入するのはやめましょう。

2日連続でストップ安、ストップ高後に売りが殺到し急落はよくあります。

なぜ、ストップ高・ストップ安になったのか、理由が理解できれば購入検討はできるのですが、値動きが大きくなりやすく、初心者には判断が難しいため手を出さないのが無難です。

ボロ株

ボロ株とは、株の購入価格が1株数十円で買えるような激安の株です。

価格がかなり安いため、「とりあえず持っておいて上がったら売ろう」と考える方がいるかもしれませんが、このような株は基本的には徐々に株価が下がっていきます。

もちろん配当もないため、少し損をするという結果に終わる事がほとんどです。

そして上場廃止(株の価値がなくなる)リスクも高いです。

まれに買ってもいいボロ株がありますが、その判断は初心者には難しいので手を出さないのが無難でしょう。

>ボロ株オンキヨーの上場廃止時まとめ<

TOB株

TOB(株式公開買付け)時の値動きや、内容が分かっている方は問題ありません。

TOBが発表された銘柄の株は、値動きが急激に動いたり、またはほぼ株価が動かない、等、独特な値動きをする事がほとんどなので、初心者は気軽に手を出さない方がいいでしょう。

また、保有していた銘柄でTOBが発表された場合は、ほとんどの場合が取得時の株価より上昇する事が多いためプラスに働くことが多いです。

TOBについてはそのタイミングであれば余裕をもって学ぶことが出来るので、他のTOB発表銘柄に無理して手を出さなくてもいいでしょう。

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