日本を代表するボロ株(低位株)として有名なオンキヨーがついに上場廃止となります。
自分も購入した事がある銘柄なので、思い入れがある銘柄ですが、今回はただの上場廃止ではなく、直前で株価を吊り上げる酷い報道があったので、取り上げてみました。
オンキヨー上場廃止
今回の経緯をまとめると、こんな感じです。
2021年3月30日
「債務超過のオンキヨー 上場廃止回避へ21億円余資金調達」というニュースが流れる2021年3月31日
このニュースが好感され、株価は前日比+29%（17円⇒22円）上場廃止の発表⇒株価急落（PTS 22円⇒5円）
たった1日で天国から地獄へ。ニュースを見て31日に買った人は一気に地獄ですね。
そもそも正しくは「債務超過のオンキヨー 上場廃止回避へ21億円余資金調達」ではなく、「21億円余調達しても上場廃止回避は不透明」という内容が正しく、正しい情報を確認しないで、早く飛びつきすぎてしまった投資家がバカなだけなので特に擁護はできませんが。
ちなみに、オンキヨーもコロナショックの影響を受けており、2020年4月6日に上場来安値の8円を記録しています。
自分が購入したのは9円で、購入理由は、たとえ上場廃止になっても下限は5円くらいで、下げ幅より、上げ幅の方が大きい可能性が高い、というリスクリワードの観点からでした。
その後、20円を超える株価の上昇を見せたのですが、自分はダブルバガーの18円で売った記憶があります。
ダブルバガーでも9円ｗ いい思い出です。
追記・上場発表翌日の値動き
始値6円⇒5円～8円の間で0.1円刻みの取引が続いた。
【後日追記 2021/4/30】
4月30日に「オンキヨー AV事業売却の協議開始」という発表があり、
これが材料視され、
前日4円から、高値9円を付けました。
なんと前日比100％以上の株価上昇。
まさにマネーゲーム。夢はありますが、とても危険です(*´Д｀)
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