日本で株式投資というと、まだギャンブル性が強いものだというイメージを持っている方が多いと思います。
一攫千金を狙って、株の世界へ参入して、億万長者 or 破産…こういうドラマチックな話の方が食いつきがいいので、多くのメディアが作り出した勝手なイメージが先行してしまっています。
しかし、実は、株の世界ってリターンは小さいけど、ほぼ負ける事がない(損をしない)方法があるのです。
こちらの記事では、
株式投資でまず負けない3つの方法
をご紹介します。
全世界ETF
全世界を対象にしたETFに、長期で積み立て投資をしていけば、理論的にも、過去のデータ(実績)からも、まず損する事はありません。
この方法で唯一損する可能性があるとすれば、全世界が長期間、衰退し続けるという事象が発生した場合のみです。
全世界が一斉に長期間、衰退し続けるという事がまずないため、起こりえない事象だと思いますが、その点を懸念される方は「投資というより社会の事をもっと勉強した方がいい」と思います。
積み立てにオススメの銘柄はこちらの記事でご紹介しています。
IPO
評価が高いIPOに抽選応募し続けるという方法です。
IPOとは新規公開株の事で、その会社が上場する前に、事前に抽選購入する事が出来ます。
評価が高いIPOというのは、事前に購入する価格(公募価格)より、市場に流通する際の株価が高くつくことが多いので、高く売れる事になります。
「やさしいIPO株のはじめ方」等、様々なIPOに関するwebサイトがあり、高評価がついているIPOは、まず公募価格より株価が高くなるため、その差で利益を得る事が出来ます。
「だったらみんなやればいいじゃん」
と思われる方がいるかもしれませんが、実はこれ、みんなやってるんです。
そりゃノーリスクで利益がでるうまい話なので、みんなやります。
しかし、みんなやるから抽選に中々当たりません…
こちらでIPOの当選実績(確率)をまとめています。
中々当たらないので”IPOは宝くじ”なんて言われる事もあります。
ただ宝くじと違うのは、無料で抽選に参加できるという事。
ノーリスクのチャンスが転がっているんです。
IPO応募にオススメの証券会社はこちらの記事でご紹介していますので、興味ある方はご覧ください。
また、こちらの記事では、リスクをなくすために評価が高いIPOだけをおススメしていますが、多少リスクをとっていいのであれば、公募割れも視野に入れて、応募する銘柄を増やす(当選確率を上げる)という手もあります。
その場合はこちらの記事で『公募割れするIPO銘柄の特徴と共通点』をまとめていますので、参考にしてみてください。
クロス取引
クロス取引とは、少しの手数料で株主優待をタダ取りする方法の事です。
初心者の方にとっては、信用取引を利用しなければならないため、少しとっつきにくいかもしれませんが、ほぼノーリスクでお得な買い物ができます。
例えば、吉野家の優待(3000円分のお食事券)ですが、クロス取引で100円~200円程度で入手する事が可能です(株価やクロスのタイミングで多少変わってきます)。
優待は自分で利用するもよし、不要ならフリマアプリで転売するもよし(転売禁止の物はNG)、少しの手数料でリターンはそれなりにあります。
クロス取引の唯一のリスクとして、優待の改悪・廃止がありますが、業績が良い企業であれば、まずありえませんし、もしあったとしても損失額は銘柄にもよりますが、だいたい数十円~数百円程度です。
クロス取引のやり方はこちらのページで解説しています。
業績は株探などで確認できます。
優待クロス取引にオススメの証券会社はこちらの記事でご紹介していますので、興味ある方はご覧ください。
コメント
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