株取引を行う上での心構えや注意点をまとめました。
初めて株取引を行う方や、取引が上手くいかない方、やり方・考え方に迷走している方に必見です。
甘い考えは捨てる
まず、株の世界は、初心者や勉強をしていない人が簡単に儲けれる程、あまい世界ではありません。
最初から大きなリターンはありません。
あっても、まぐれです。
甘い考えは捨てましょう。
余裕資金で行う
株取引では損をする可能性があります。
特に初心者は買い時が分からないため、まず間違いなく損をします。
大きなマイナスになるという事はほとんどないですが、上場廃止でゼロになってしまう事も可能性としてはあります。
生活に必要なお金ではなく、自由に使えるお金を使いましょう。
そのようなお金を持っていない方はやるべきではないです。
一番大切なのは銘柄選び
デイトレードでも、長期保有目的でも、株取引で一番大切なのは銘柄選びです。
銘柄の過去の取引履歴(チャート等)や財務状況・業績等々、チェックするべき項目はたくさんあります。
購入前には事細かにチェックしましょう。
~選ぶ銘柄が値下げする~
・自分が購入した銘柄は安くなることが多い
・日経平均が上がっても自分が持っている株だけは下がる
等の事象がよく発生する人は、下降トレンド銘柄を買っている可能性があります。
株取引において、トレンドはとても重要な要素です。
以下のような上昇トレンドの株を選ぶようにしましょう。
【上昇トレンド】
業績・決算好調
利回り・株主優待改良
自社株買い発表
世情(コロナショック時のマスク関連銘柄等)【下降トレンド】
業績・決算不調
利回り・株主優待改悪
不祥事
世情(コロナショック時の航空関連銘柄等)当然ですが、上昇トレンド銘柄の株価は高くなりがちです。
購入前に「その銘柄に適した価格かどうか」はチェックしておきましょう。
他の人がいう事を信じない
億単位で稼いでいる有名なトレーダーの人がおススメしていた株(銘柄)なら大丈夫だろうと信じて購入する。
このような買い方は絶対にやめてください。
この世に神様はいません。
どんな実績がある人でも株価が上がるのか・下がるのかなんて予想できません。
どんな時も、購入する銘柄を決めるのは、「あなた」でいてください。
ちなみにおススメしていた銘柄を、細かくチェック・分析し、「これは購入しても大丈夫」とあなたが判断したなら購入しても問題ありません。
他の人を完全に頼るのは、自分の成長もありません。
絶対にやめましょう。
購入のタイミング
よく「自分が買ったら株価が下がって、売ったら上がる」と落ち込んでいる人がいますが、
こんな事、当たり前です。
その日・その週で最安値で株を購入、または最高値で株を売却、なんてそうそう出来る事ではありません。
あなたが株を買えば、株価は下がります。
あなたが株を売れば、株価は上がります。
ごく短い時間・期間で見れば、どんな人にでも起こりえる事象です。
このような事で一喜一憂しないで、しっかりと過去の取引データや適切な売買値を分析し、売り買いのタイミング・ラインを見失わないようにしましょう。
まずは机上で
初めて株取引をやる方や、株取引の成績が悪い方は、まず机上でやってみましょう。
取引する銘柄を決めて、値動きをチェックし、売り買いのタイミングを見定めるだけなので、十分実践形式で行えます。
机上でやると、実際にお金をかけていないため落ち着いてできます。
普段いっぱいいっぱいで見えない事が見えてくることもあります。
上手くいかなかったときは、なぜうまくいかなかったのか
上手くいったときは、なぜうまくいったのか
気づいたことや、反省点など、実践前に机上で知識を蓄積し、うまくいくようになったら実践に臨みましょう。
失敗するケース
以下、株取引で失敗しやすいケースをまとめました。
・前から欲しかった銘柄の株価がかなり安くなっていたので衝動的に購入
購入前になぜ株価が下がったのか、理由を調べる事が必要です。
・優待目的で購入
他に比べリスクは低いですが、業績が悪ければ、優待の下方修正・撤廃、株価の下落で損をする可能性もあります。人気の銘柄だからと安心せずに、事前に経営に問題がないかは調べておきましょう。
・株で実績がある有名な人がおススメしていた銘柄を購入
銘柄は自分で選びましょう。他人に頼っていると成長しません。
・株価が下落中の株を購入
大きく得をする可能性もありますが、大きく損をする可能性もあります。ギャンブル性が高い購入方法です。下落中の株を購入するという行為は、株の世界では基本的にやってはいけない事として有名です。
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